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今回は名作ラケットが多くて有名なSTIGAさんのDNA ドラゴングリップを使用しましたので、レビューを行っていきたいと思います。
試打での使用ラケットは基本的にインナーフォースレイヤーALC 91gで固定しています。
迷った時の最強ラケットインナーフォースレイヤーALCに関してはこちら
・中級者目線でのDNAドラゴングリップを知ることができる
・硬度55°の割に柔らかく感じる
・バック向けに感じる性能
まずはDNAドラゴングリップのスペック
カタログ表記
粘着性トップシートにより、サーブやレシーブ等で並外れたグリップ力とハイレベルのコントロールを提供します。非常に硬い55°の新スポンジ搭載により球離れが良く、粘着性ラバーでは難しかったハイスピードを実現しました。DNAドラゴン グリップは強い回転量と高いコントロール性能、威力のあるスピードを提供します。
コントロール:80
スピード:132
スピン:146
硬度55°
カタログ表記はメーカー間での統一がないから分かりづらい笑
カタログ外表記(個人的な感想含む)
トップシート
微粘着です!ディグニクス09cよりはちょっと強い。翔龍とかに近いですかねー。
スポンジ
黄色スポンジで色だけで言えばキョウヒョウ系に似てます!
重量
パッケージ込み:116g
ラバー単体:76g
攻撃用シェークカット後:51g前後(ラケットの総重量から引いた想定)
となります。
今時の粘着テンションラバーって感じの重さですね!
先日レビューしたJOOLAさんのライゼンZGRと変わらないくらい!
ライゼンZGRに関してはこちら!
第一印象:硬度より柔らかく感じ、台に収まる
第一印象は硬度55°を感じさせないくらい柔らかく感じました。スポンジが2.3㎜と厚めなことも影響している印象……。
ラケットがインナーフォースレイヤーALCとやや柔らかめのものを使用していることもあってか全体的に柔らかく感じました!
ドライブを打ってみても良くも悪くもそんなに癖がなく打ちやすかったです。
やや柔らかめの打球感ですが、上に上がる感覚はあるのでフォア寄りもバック向きのラバーだと感じました!
ラケット相性もあるかも……。
DNAドラゴングリップを使用して悪いと感じたところ・良いと感じたところ
悪いと感じたところ:球が浅くて、やや軽い
僕の打ち方が擦り気味で打ちことが多いこともあってか、球が浅く入って受けた側からも軽いという評価でした。
粘着ラバーでのドライブの打ち方に関してはこちら
逆に当て気味で打った時の方が、回転量の差が生まれやすくて、球が荒れやすかった印象です!
当て気味の方がその分、深くいきやすい印象です。そういう意味でも、フォア寄りミート系の技術が多くなるバックの方に向いていると感じました!
良いと感じたところ:安定感は抜群
ドライブやその他の技術に関しても、台に収めやすく安定感は抜群でした!
連打でもそんなにミスる気はしなかったです。
当て気味の方が良い球が出やすいという意味ではテンションからの変更にもおすすめできるかもしれませんが、弾みの面では不満が出てしまうかもしれません……。
まとめ
今回はSTIGAさんのDNAドラゴングリップの試打を行いました。
スポンジ硬度55°とのことですが、スポンジ厚さがあるためかそこまで硬くは感じませんでした!
打球が上に上がる感覚に加え、ミート系の技術もしやすかったので、バック向きのラバーと感じました! もう少し硬めのラケットと組み合わせたらフォアでもいい感じになるのでは? と少し検討中です。
今回のレビューが少しでも参考になれば嬉しいです!
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