【粘着ラバーユーザー向け】ドライブの打ち方2種とおまけ1種

卓球
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こんにちは!あき茶です!

トップ選手の粘着ラバー使用率upの背景もあって、各メーカー粘着(テンション)ラバーの開発に積極的ですね!

東京オリンピックでもディグニクス09Cを始めとする粘着ラバーの使用率は上がってて、「我々初中級者層でも使ってみたい!」って思わされませんでした?笑

今まで高弾性ラバー等を使って技術習得を行っていた初級者や、テンションラバーを使ってたけど、粘着ラバーに興味が移った中級者の方が、粘着ラバーに移行するにあたって1番感覚が変わるのがドライブだと思います。

理由はご存じの方が多いと思いますが、高弾性ラバーやテンションラバーと違い、基本的にスポンジ硬度が硬くボールが食い込みにくいためです。

粘着ラバーのドライブの打ち方って独特で分かりづらくないですか?

今回は粘着ラバーを10年愛用して愛でてきた僕が、粘着ラバーでのドライブの打ち方を簡単に記載していこうと思います!

最初に結論!

粘着ラバーでのドライブの打ち方は

・当てると擦るの2つの要素がある

・2つの要素をバランスよく組み合わせる

・おまけ:ミート打ちもあり?

です。詳細を解説していきます。

粘着ラバーでのドライブの打ち方(ボールの捉え方)2種

まずは基本的な対上回転のドライブの当て方を解説していきます。

今まで高弾性ラバーやテンションラバーを使用してきた方はスポンジに食い込ませて打とうとするかもしれません。

しかし粘着ラバーで食い込ませることはかなり難しいです。

擦って打つ

ボールの真上に近いところを捉え、スイング方向は前に!

特殊素材ラケット×粘着テンションラバーはややこちら寄りのイメージです。

スピードはある程度ラケットでカバーして、こちらは回転をかけることに集中!

ラケット面を被せて(地面と平行に近い角度にして)、前にスイングします。

注意点として、ラケットを下から上に振ろうとしてしまうと角(ラケットサイド部分)に当たってしまうことがあるので、ラケットの位置はできるだけ高く保ちましょう。

当てて打つ

ボールの後ろに近いところを捉え、スイング方向は斜め前に!

木材ラケット×粘着ラバーはこちら寄りのイメージです。

先程とは逆に回転を粘着ラバーに任せて、こちらはスピードを出すことに集中!

ラケット面を開いて(地面と垂直に近い角度にして)、斜め前方向にスイングします。

ラケット角度が垂直に近いまま、ただ思いっきり当てるだけだと、ホームランになってしまうので、少し上に振る要素も加えて、ラケットのしなり+ラバーで回転をかけていきましょう。

上記2種類の当て方のバランスを意識

実際に対上回転のドライブを打つ際には先ほどまでに記載してた打ち方(捉え方)をバランスよく組み合わせる必要があります。

地面と平行に擦るのみだと速い球を打つことは難しいですし、垂直に近い角度で当てるだけだと回転はかかりづらいです。上記2種類の打ち方をベースにその時きたボールの回転・勢いに合わせて、適切な角度・適切なスイング方向が作れるとしっかり回転のかかった強い球が打てるようになります。

そしてそういった強い球を連続して打つためには、先に打球の準備をする必要があり、そのためにはフットワーク予測力を鍛えていく必要があります。フットワークに関してはある程度根性論や日々の練習でカバーできますが、予測力に関しては、いろいろな人と打ってきた経験が大切になってきます。

また普段の練習時でも、コースの決まった練習ばかりするのではなく、ランダム要素を組み合わせた練習を取り入れていくことで、予測力は身についていきます。

ただ実際には全部強いボールが打てなくても、回転のばらつきが出て相手のミスを誘えるところも粘着ラバーの面白いところですが…笑

おまけ:ミート打ちもあり?

僕はバックにも粘着ラバー(現在はディグニクス09C)を使用しています。

人様にはあまりおすすめできませんが、バックで回転をかける技術が難しい時は、表ソフトのようにミート気味に使うのもアリではないかと考えています。

アリだと考えている理由もちゃんとあります。

スポンジが硬いということは、ミート系のスイングであれば球離れが早いということです。

球離れが早いということは回転の影響を受けづらい…

これはもはや表ソフトと言っても過言じゃない。

さすがに冗談ですが…笑

最近出てる高性能な用具はラケット・ラバーともに玉持ちを重視してるものが多いですよね?

球持ちが良い用具はこちらから回転をかけやすいですが、逆にいえば相手の回転の影響も受けやすいです!

球持ちが良い=ラバーとボールの接触時間が長くなる

ということなので、回転の影響を受けやすいのも納得ですよね。

粘着ラバーはそこの調整がしやすいです!

擦る打ち方で表面の粘着を生かせば強い回転をこちらからかけられますし、表ソフトのように接触時間を短くするイメージで打てばナックル系の球も出せます。

バックでも使いたいけど、ドライブに自信がない方はミート系も視野に入れてみては?

とはいえ初めにお伝えしたようにミート打ちに関しては、人様にはおすすめはしてないです。しっかりスイングしてドライブができるのであればそちらの方が基本的に強いし、安定します!

最後のミート打ちに関しては、おまけ程度で考えて下さい。

ちなみにミート打ちをするにあたってディグニクス09Cはほぼ完全に無駄遣い。オーバースペックです(笑)

最後にディグニクス09Cへの謝罪で締めたいと思います。

09C様こんな使い方して本当に申し訳ありません!

09C様の魅力はこちらで記載してます。

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