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今回はYASAKAさんより粘着テンションラバーであるラクザZエクストラハードの試打レビューを行っていきたいと思います。
試打ラケットはいつも通りバランス最強ラケットのインナーフォースレイヤーALCです！
インナーフォースレイヤーALCに関してはハイバランスラケットとして、こちらで紹介しています。
僕自身が現在使用していてとても気に入っているティモボル・ZLFに関してはこちらで紹介しています。
・中級者目線でのラクザZエクストラハードの使用感が分かる。
・その他の粘着テンションラバーなどとの比較が分かる。
・おすすめユーザーが分かる。
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/21020a6e.be5a22ec.21020a6f.42eb7cbc/?me_id=1272810&item_id=10128967&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Ftransports%2Fcabinet%2Fyasaka%2Fysk-b88-20.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
まずはラクザZエクストラハードの基本情報から
カタログ表記
ハードスポンジ搭載でよりパワフルな攻撃が可能に
ラクザZ の回転力に優れる粘着性トップシートにさらにハードなスポンジを組み合わせる事で、より高い威力を生み出すことが可能になりました。
強いインパクトで打球した時でもエネルギーをロスする事なく正確にボールへ伝えます。
トップ選手も満足するパワープレーが可能なハードヒッター向けのラバーです。
カタログ数値を翔龍と比較してみます。
ラクザZエクストラハード
コントロール：9
スピード：11-
スピン：14＋
スポンジ硬度：52~57度
原産国：ドイツ
翔龍
コントロール：9
スピード：10+
スピン：13+
スポンジ硬度：47～52度
原産国：中国
カタログ数値だけでみれば上位互換って感じがしますね…。中国製かドイツ製かの違いは出てきそうです。
カタログ外表記（個人的な感想込み）
トップシート：微粘着
現在主流の微粘着テンションラバーです。粘着力は強すぎず弱すぎずといったところです！ トップシート自体も割と硬い印象です。
スポンジ：黄～オレンジ系
よく見る黄色系のスポンジです。やはりハードスポンジ搭載とあって触った感じはスポンジも割と硬く感じます。
重量
パッケージ込み：100g
ラバー単体：78g
攻撃用シェーク（157×150㎜）カット後：52g前後（ラケットの総重量から引いた推定）
最近の粘着テンションラバーはカット後50g前後のものが多いです！
第一印象：スピード・スピンのバランスが良く深く入る。
大袈裟に言えば打球感のこもったディグ二クス09cのように感じました！ 打球は深く入りますし回転、スピードもバランスよく出ます！ 何より打球が深く入ることは相手のカウンターを食らいずらくなるので良い点だと感じました。
ただディグ二クス09cほどのオート感はないので、しっかり振れる人向けだと思います。
中級者目線でのディグニクス09cに関してはこちらで記載しています！
ラクザZエクストラハードの不満点・良かった点
不満点：しっかり振れないと弧線を作りづらい。
1．弧線が作りづらい：体勢を整えてしっかり振れたときは弧線で入ってくれるのですが、振れなかった時に棒玉になりやすかったです。これはハードスポンジの宿命ですね（笑）。一度ノーマルのラクザZを少しだけ打ったことがあったのですが、そちらの方が打球が上に上がって安定した弧線を作りやすかったです。
2．打球感が苦手：個人的なところにはなってしまいますが、打球感がこもっている感じがしてやや苦手です。ラケットが比較的柔らかめのインナーフォースレイヤーALCということもあるのでしょうが、打球感はもこっとした感じがします。
ただアウターに貼って使えるかと言われると、自信はないです…。
後は粘着テンションとしては通常程度でしょうが少し重たいですね。両面貼るならパワーが必要です！
良かった点：打球が深い
1．打球が深く入る：第一印象のところでも少し記載しましたが打球は深く入ります。しっかり振れることが前提にはなりますが、しっかり弧線を描きつつ深く入ってくれます！
2．印象ほど硬くない：トップシートやスポンジともに触った感じは硬めですが、実際に打ってみるとそこまで硬くはありませんでした。ハードスポンジではありますが、球持ちは良く扱いづらくは感じませんでした。同時期に試打したトリプルダブルエキストラが硬すぎたこともあるかもしれませんが（笑）。あれは回転かかるフライパンです。
まとめ（おすすめプレイヤー）
今回はYASAKAさんのラクザZエクストラハードを試打しました！
打球感はややこもりますが、球は深く入りますし、回転・スピードのバランスも良いです。パワーは必要ですが、フォアでもバックでもいけると思います！ どちらかといえばフォアかな？
ヤサカさんはやはりコスパも魅力的！ この性能で定価5,720円はお得だと思います。長くは使っていないので断定はできませんが、ラクザ系であれば寿命も期待できるのでは…。寿命もよければコスパはよりすごい！
アウターに貼った時の打球感も気になるところではありますが、扱えるのか…。
打球はかなり深く入りますし、回転・スピードともにバランスは良いので、テンションラバーからの移行は比較的スムーズかと思います。粘着ラバーユーザーで打球が浅く入ってしまう方も試す価値はあると思います！
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