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今回はゴールデンタンゴとゴールデンタンゴpsを比較しつつレビューを行っていきたいと思います。
ぼくは右シェーク裏裏で両面粘着ラバーを約10年使用している中級者です!粘着ラバーに興味がある方の参考になれば幸いです。
使用ラケットはインナーフォースレイヤーALCです。
ラケットの魅力はこちら
・中級者目線でのゴールデンタンゴとゴールデンタンゴpsの比較レビュー
・ゴールデンタンゴは下回転打ちの強さ、高い弾道に魅力がある粘着テンションラバー
・ゴールデンタンゴpsは上記の魅力を引継ぎつつもややマイルド
ゴールデンタンゴvsゴールデンタンゴpsのスペック比較
まずはカタログ表記から
ゴールデンタンゴ
スピード:7
スピン:11
硬度:ハード
ゴールデンタンゴps
スピード:8
スピン:10
硬度:ハード
となっています。
それぞれの重量の違い
ゴールデンタンゴ4枚、ゴールデンタンゴps2枚程度使用しました。
通常の攻撃用シェークハンド(157×150㎜)サイズで記載。
重量は
ゴールデンタンゴ:50~55g
ゴールデンタンゴps:47g,51g
でした。
使用した第一印象
それぞれ使用した第一印象を記載します。
ゴールデンタンゴ:弾道が高い
ゴールデンタンゴを始めて打った時は弾道の高さに驚かされました! ゴールデンタンゴ使用前は翔龍を使用しており、翔龍がやや直線的ということもありますが、とても高い弾道に感じました。
弾みも粘着(テンション)ラバーの中ではとても弾む部類だと思います。翔龍もかなり弾むと感じましたが、同じくらいか少し弾まないかくらいの印象です。 ゴールデンタンゴは弾道が高い分、翔龍の方が少し早く感じました。
ゴールデンタンゴps:テンションっぽい
ゴールデンタンゴpsを始めて打った時は、ゴールデンタンゴの特徴がマイルドになってテンションっぽく感じました。
スピードに関して、カタログ表記ではこちらの方が出る記載でしたが、実際に打ってみると、通常のゴールデンタンゴの方がスピードが出た印象です! より細かくいうと軽打ではpsの方が弾むように感じましたが、強打では通常のゴールデンタンゴの方が弾むように感じました。
それぞれの不満だったところ
ゴールデンタンゴ
1.重い:ゴールデンタンゴは攻撃型シェークに貼って50~55g程度と割と重量感のあるラバーでした。振るのには結構パワーがいるラバーです……。
その分しっかり振れた時は重いボールが打てます!
2.軌道が独特で慣れるのに時間がかかる:高めの弾道でスピードも結構出るので、慣れるのに少し時間がかかりました。これは元々使っていたラバーがそこまで高い弾道ではなかったからという可能性もあるので、元々高い弾道のキョウヒョウなどを使っている方からは違和感が少ないかもしれません。
慣れてしまえば、相手も嫌がる弾道です!
ゴールデンタンゴps
1.球が軽い:その人の打ち方にもよるかもしれませんが、僕は球が軽くなったと言われることが多かったです。僕は上回転のラリーは擦り気味に打つ方が好きなので、そのせいもあるかと思います。
通常のゴールデンタンゴと比べると柔らかいので、ぶつけ気味に打つ人の方が向いてるかもしれません。
粘着ラバーのドライブの打ち方に関してはこちらで記載してます。
2.中途半端:ゴールデンタンゴの対下回転ドライブの性能や嫌な弾道などが半減してしまった印象です。良くも悪くも扱いやすく、テンションに近い……。
これならテンションを貼るかなと思ってしまいました。
それぞれの良いところ
ゴールデンタンゴ
1.相手が嫌がる弾道:ゴールデンタンゴの弾道はかなり高めで、回転も結構かかるので、相手が嫌がる高い弾道かつバウンド後に沈むドライブが打ちやすかったです。
2.下回転打ちの簡単さ:対下回転ドライブはかなりしやすかったです。先ほどの弾道の話と重なるところもありますが、ボールが上に上がりやすいです!
ただ相手の回転の影響もそれなりに受けるので、しっかり振れない場合は難しいかもしれません。
3.十分なスピード感:ディグニクス09c並みに飛ぶとはさすがに言えませんが、粘着テンションラバーの中ではトップレベルに弾むと感じました。
硬めなのである程度力はいりますが、打ち抜けるだけのポテンシャルはあります!
ゴールデンタンゴps
1.扱いやすさ:ゴールデンタンゴと比較すると柔らかいスポンジであり、とても扱いやすかったです。シェークは中ペンのバックハンドにはお勧めだと思います!
ただ柔らかめの粘着はツッツキ・ストップがやりづらく感じるので、僕は嫌いです(笑)。
詳細はこちらで記載しています。
2.軽打でも飛ぶので楽:ゴールデンタンゴはスポンジが硬いため、ある程度のスイングスピードがないと棒球になる可能性がありましたが、psは少し柔らかいため、そんなに一生懸命スイングしなくてもある程度飛ぶように感じました。
3.嫌がる弾道も少し出る:psの方も高めの弾道はある程度引き継いでいるので、相手は嫌がることがありあました。スポンジが硬い方が回転量のばらつきは多くなるので、ゴールデンタンゴの方が癖玉は出やすいです。
スポンジの硬さによる回転量のばらつき等、粘着ラバーの魅力はこちらで記載しています。
まとめ
今回はゴールデンタンゴとゴールデンタンゴpsを比較しつつ、レビューを行ってきました。
ゴールデンタンゴはある程度スイングスピードは必要ですが、使いこなせれば独特な弾道で十分なスピード感のあるドライブを打つことができるラバー
ゴールデンタンゴpsはゴールデンタンゴ程の弾道は出ないが、その分扱いやすく、バック面や力の弱い方におすすめできるラバー
と感じました!
余談ですが、今年度初めごろにパッケージがかっこよくなっていました! 性能差は特に感じませんでした。
近いうち新ラバー ライゼンを試したいと思います。こうご期待!
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