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今回はゴールデンタンゴで有名なJOOLAさんのライゼンZGRのレビューを行っていきたいと思います。
ゴールデンタンゴに関してはこちらで記載しています。
ライゼンZGRは他のラバーの影に隠れてまだまだ情報が少ないので、参考になれば幸いです!
現環境トップラバーのディグニクス09cに似ている部分もあると感じたので、気になった方は最後まで見ていただけると嬉しいです。
試打での使用ラケットは基本的にインナーフォースレイヤーALC 91gで固定しています。
ディグニクス09cに関してはこちらの記事で詳細を記載しています。
迷った時の最強ラケットインナーフォースレイヤーALCについてはこちらで記載しています。
・中級者目線でのライゼンZGRを知ることができる。
・現環境トップラバー ディグニクス09cとの比較が分かる。
・弾みだけでいえば ディグニクス09cと近いものがある。
まずはライゼンZGRのスペック
カタログ表記
ゴールデンタンゴで話題となった粘着テンションラバーをベースに開発した待望の粘着テンションラバーです。ライゼンZGRではトップシートにエネルギー伝達がアップした、最新のハイパー・トラクションサーフェイス技術を採用。抜群の回転性能を実現しました。スポンジには、新開発の細かい気泡のバランス・スポンジを採用。硬めのハード・バランス・スポンジが、強いインパクトにも負けない十分なスピード・パワーを提供します。 ●Made in Germany
ゴールデンタンゴをベースということなので、スペック表を並べたいと思います。
ライゼンZGR
スピード:8.5
スピン:11
精度:8.5
硬度:ハード+
ゴールデンタンゴ
スピード:7
スピン:11
精度:8
硬度:ハード
これだけでいえば、ゴールデンタンゴの回転量をそのままにスピードを上げたイメージでしょうか?
ゴールデンタンゴも粘着テンションラバーの中では十分飛ぶ部類のラバーだと思いますが……(笑)。
カタログ外(個人的な感想含む)
トップシート
微々粘着です。かなりひっかりの良いラバーに近いくらい……。
スポンジ
美しいピンク系のスポンジです。
重量
パッケージ混み:104g
ラバー単体:76g
攻撃用シェークカット後:51g前後(ラケットの総重量から引いた想定)
となります。
今時の粘着テンションラバーって感じの重さですね!
重量はゴールデンタンゴと変わらないくらい!
第一印象:硬くて弾む
まずフォア打ち程度の基礎打ちの段階でとても弾むように感じました!
少し慣れたところでフォアドライブ!
1球目:オーバーミス
2球目:オーバーミス
3球目:オーバーミス
…下手とか言わないで(笑)。
普段はティモボルZLFにディグニクス09cという粘着テンションラバーの中でもやや弾む用具を使用しているのですが、それでもオーバーミス連発でした。表面の微々粘着で引っかかりは悪くないのですが、それ以上に弾みました。
カタログでは「ゴールデンタンゴをベースに」と記載がありましたが、ゴールデンタンゴほどは上に上がる感覚がないように感じました。それでも一応粘着テンションラバーということでテンションよりは弾道高めです。
シートは微々粘着で弾みが良いということで、Butterflyディグニクス09cを意識してるのかなーとも思いました!
ライゼンZGRの悪いところ・良いところ
ライゼンZGRを使用して、悪いところ・良いところを記載していきます。
悪いところ:硬くて扱いづらい
上にも書いたように中級者が使うにはスポンジが硬くやや扱いづらい。
初めの内は擦り気味に打っても、当て気味に打ってもオーバーミスを連発してしまいました……。一応慣れれば入るようになりましたが、硬くて弾みが良い分、スイングスピードがないと厳しいのかなと思いました。
次に良いところ:かなり弾む
普段ディグニクス09cを使ってる僕が初めオーバーミスを連発するくらいなので、弾みはかなりいいです! 扱うためにスイングスピードが必要だったり、ラケットを比較的柔らかめのものを選ぶ必要があったり配慮は必要そうですが、使いこなせればかなり良いラバーになりそうです。
逆に言えば、ラケットが軽かったり比較的柔らかめのものであれば、中級者レベルでも使用できると思います。
また今回スポンジが硬いことで扱いづらいということをデメリットとして挙げましたが、実際にはスポンジが硬い分、スイングスピードによる回転量の差が生まれるので相手が嫌がる癖球はディグニクス09cよりも出やすかったです!
実際僕もメインにしようか迷いながら試打後も何度か使用しています。
まとめ
今回はJOOLAさんのライゼンZGRを試打してきました。
スポンジが硬く、フォア向きのラバーと感じました。スイングスピードに自信がある方やシート表面での擦り打ちがメインの方はバックでもいけるとは思います。
僕のバックは思いっきり擦るか、思いっきりミート気味かのほぼ2択なので、バックでも使ってみたい……。その時は改めてレビューさせていただきます!
ちょっとやってみたいと思ったのが、フォアは高弾道のゴールデンタンゴ、バックはスピード系のライゼンZGR。
両方それなりに重いですし、扱えるか自信はありませんがやってみたい!
今回のレビューが参考になれば幸いです!
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